ラトビア周遊記(2015.11)

投稿日: 作成者: siige
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タリンのバスセンターから長距離バスに乗り、一路ラトビアのリガへと向かいます。

タリン〜リガへの移動はバスで約4時間半程でした。

島国育ちの身からすると、バスで4時間程度で隣国の首都へ到着してしまうのは不思議な感覚もあります。

 

利用させて頂いたバス会社はLux express(リュックス エクスプレス) 。

バルト三国を中心に、フィンランドやロシア、ポーランドやドイツまで網羅しています。

(2015年の情報です。)

トイレ、Wi-Fi完備、エスプレッソマシン付き、乗り心地も良いなど、快適性が高く、コストパフォーマンスの良い長距離バスと言えます。

 

Lux express(リュックス エクスプレス)

http://www.luxexpress.eu/en

 

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タリンを15時前に出て、リガには19時過ぎ頃に到着しました。

既に夜の帳は降りていましたが、散策したい気持ちが勝り、しばし夜の街の散歩へ。

旧市街を練り歩いてみました。

 

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石畳の路地を歩きます。

 

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聖ペテロ教会を眺めたり。

 

〜聖ペテロ教会〜

1209年に建造されたルター派の教会です。

1523年まではカトリック教会として機能していました。

リガのシンボルにもなっている高さ約123メートルの塔は、17世紀にはヨーロッパ一の高さを誇る木造の塔でしたが、1721年に落雷により消失し1764年に再建されたものの、1941年に第二次世界大戦の爆撃を受けて再び破壊されてしまいました。

現在は鉄筋の塔に建て替えられており、約70メートルの高さまでエレベーターで上ることができます。塔の上からはリガの旧市街のパノラマが望めます。

また、不定期ですが教会ではコンサートなども催されています。

(ラトビア情報観光局より)

 

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ブラックヘッド会館を訪ねたり。

 

〜ブラックヘッド会館〜

ブラック・ヘッドとは、中世のバルト海沿岸諸都市にあった独身男性の集まりです。

美しいゴシック様式のこの建物は、1334年に初めて文献に登場する中世ギルドメンバーのパーティー・ホールとして使われていました。

1941年にドイツ軍の空襲で破壊されましたが、2001年のリガ市建都800周年祝賀記念事業として1999年に再建。

現在もパーティー会場やコンサートホールとして使用されています

(ラトビア情報観光局より)

 

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ドーム広場ではクリスマスマーケットの準備が行われていました。

小雨が降り始め、気温も下がってきたので、散歩はこの辺りまで。

大人しくホテルへと戻りました。

 

※リガの街も比較的治安は良いと言えますが、旧市街にはお酒を飲んでご機嫌な方々も居ます。

中央を少し離れると一気に人気が無くなるので、できれば日中に動く方がオススメです。

 

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そして迎えた翌日、この日も元気に早朝から活動開始です。

リガの街を走るレトロトラムが可愛らしい姿をしていました。

 

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バルト三国の鳥さんはあまり人を怖がりません。

 

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トラムで移動をしたまでは良かったのですが、間違えて逆方向へ。

一気に街並が変わり、旧共産圏の雰囲気漂う場所へと辿り着きました。

旧市街、新市街とは全く違う雰囲気で、人気もまばらです。

ロシア(ソビエト連邦)に統治をされていた時代の苦悩、戦争の歴史など、ラトビアの歴史をもう少し学び考えてみようと思わされる場所でもありました。

 

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慣れない街での失敗は当たり前!と言い聞かせながらも、中央駅付近に戻れた時の安堵感はなかなかのものです。

 

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本来の目的地の一つであるリガ郊外の広場へ。

向かったものの、マーケットの開催は12月1日からとの事。

この日は11月29日でした。)

今日はやる事なす事全てが裏目に出る日だな、とヤケになり始めました。

(リサーチ不足なだけですが。)

 

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その後、もう一つの目的地でもある大きな倉庫内にあるアンティークマーケットへ。

なんとビックリ定休日でした。

完全にリサーチ不足なだけですが。)

色々と諦めの境地に達したので、ランチでも食べようと中央の方へ戻る事に。

 

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日曜日ですが、この時期は人は少なく旧市街も歩き易かったです。

 

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街をふらつきつつ、お手軽にランチが出来そうなお店を散策。

 

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観光客のみならず、地元の方にも人気の高いラトビア料理のレストランへ。

こちらのお店は入店すると調理カウンターがあり、好きな料理をお皿に取り最後に会計をするスタイルです。

指差しスタイルでも注文できるので、語学は不得手でも問題なく食事ができます。

 

サラダバーとメイン料理二品、ドリンクを付けて7e程度。

北欧や西欧に比べると優しい物価に心も和みます。

 

ラトビア料理はこれと言った特徴はないですが、基本食べやすいです。

比較的日本人の口にも合うのではないかと思います。

 

〜 LIDO 〜

https://www.lido.lv/en/

リガ市内にも何店舗かあり、旧市街にもお店があります。

店舗によって営業時間も違うので、行く前に下調べをしてみてください。

 

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別の広場ではクリスマスマーケットが開催されていました。

この季節は様々な場所でクリスマスマーケットが開催されているようで、街をふらつくだけでも様々な発見があり、楽しく街歩きができました。

 

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午後にはリガの中央市場へ。

リガ市民の台所と言える場所です。

屋外にもマーケットが出ており、屋外では蚤の市のように屋台が並べられていました。

 

〜リガ中央市場〜

ダウガヴァ川の川岸にある東ヨーロッパ最大規模の市場です。

リガ庶民の台所ともいえるこの市場では、新鮮な魚、肉、野菜や加工品、フルーツ、ミルクやチーズ、カントリーブレッド、そしてハチミツなど、様々なものが販売されていて、それらを試食することもできます。

食品以外にもお土産になりそうな手工芸品も販売されています。

ここでは値段交渉も可能ですが、詐欺やスリなどには十分ご注意下さい。

このリガ中央市場は、1998年にユネスコの世界遺産リストに含まれました。

なお、一部のパビリオンは月初めと最後の月曜が休みになる場合があります。

(ラトビア情報観光局より)

 

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屋内は食材の宝庫です。

野菜から果物、生肉から加工肉、魚から薫製品、パン屋さんからコーヒー屋さん、スーパーまで。

活気があり、ついつい買物をしてしまいたくなってしまいます。

 

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中央市場を出てからは再び旧市街に戻り、一度覗いてみたかった蜂蜜と陶器のお店へ。

オーナーの方は養蜂家で、奥様が陶芸家とのお話でした。

 

試食もできる蜂蜜は花の種類も多く非常に美味しい。

お土産にもオススメです。

 

木材を合わせ作られた陶芸品もとても可愛らしく、随分と長く滞在をしてしまいました。

 

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15時頃、気付いたらもう日が暮れかかっています。

 

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急ぎ足でリガの郊外にある作家さんのアトリエへ。

柳の木の枝で作られたカゴたちはどれも個性的で可愛らしく、こちらも時間を忘れて滞在をしてしまいました。

 

この日の散策はこの辺りまで。

アトリエを出て中央に戻った頃には21時を過ぎ、大人しくホテルへと戻りました。

 

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翌日は早朝から一度見ておきたかったユーゲントシュティール建築群などを覗きに。

リガの街の建築物は年代や様式は様々であり、ゴシックやバロック、アールヌーボーまで多様ですが、それはリガが昔から交通の要所として発展を続けた証なのだと思います。

 

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三人兄弟と呼ばれる中世の建築物。

とても可愛らしい表情、色味をしていました。

右の建物が一番古く、建てられたのは15世紀との事です。

現在では建築博物館として活躍を続けています。

 

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歩きながらもまた街を巡り、旧市街を経て中央の方へ。

途中で立ち寄ったお店には、自転車に編み物が施されディスプレイされている姿が。

可愛らしいセンスにほっこりです。

 

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ドーム広場ではクリスマスマーケットがついに開催!

伝統工芸品のお店や手工芸品のお店など、暖かみのあるお店が並び、本当に素敵な雰囲気を楽しませてくれます。

 

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どのクリスマスマーケットにもメリーゴーランドが設営されています。

こちらは木製のメリーゴーランド。妙に可愛い。。

 

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ラトビアリネンのお店、アルス・テラでは店員さんのご好意で工房を覗かせて頂きました。

職人さんの話も聞く事ができ、リネンの素材への愛着がより深くなりました。

 

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広場の片隅にはアーティストの作品が展示されており、石を削った作品が特に目につきました。

まじまじと覗いていたら、イギリス人のご婦人に話しかけられ、『私こういう変な作品が大好きなの。どれか買って帰りたいわ。ねぇ、写真を撮ってくださらない?』と。

写真を撮ってあげたら満足したらしく、特に買物もせずに帰られてゆきました。

 

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様々な失敗をしながらも、とても楽しい滞在となったリガの街。

是非また訪れたいと思う場所の一つになりました。

 

この後はバスにてリトアニアのヴィリニュスへと向かいます。

 

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ラトビア観光情報局

http://www.dtac.jp/baltic_eeurope/latvia/

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