フィンランド渡航記(2015.2)

投稿日: 作成者: siige
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ヘルシンキに到着しました。

現在の気温は3℃もあり、この時期にしてはとても暖かい?です。
(4年前のこの時期はマイナス20℃だったので。。)

気候は寒いですが、暖かな心の方が多いフィンランド。
困っていると直ぐにどうしたの?と声をかけてくれます。

やっぱり素敵な国と人々です。

今回ものんびりと旅の様子を報告させて頂きますので、宜しくお願い致します。

 

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フィンランドの国土は日本とほぼ同じですが、人口は約500万人強ほどです。

人口密度が圧倒的に違う為、建物の密度も全く違います。

その為、一部屋辺りの広さは日本に比べると広い部屋が多いです。

地震も殆ど起きない為、都心では古い石造りの建物やレンガ作りの建物も多く、建築物を眺めているだけでも楽しいです。

都心を離れるとマンションよりも木造の一軒家が多くなり、色とりどりの姿を眺める事ができます。

 

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VR(鉄道)に乗ってヘルシンキを離れると、一気にローカルな旅を楽しめます。

VRはチケット代も比較的リーズナブルなので、気軽に利用する事が可能です。

(ヘルシンキ近郊都市であれば、片道約7eほど。少し距離のある地方の大きな都市で片道約32eほど。)

 

興味のある街を訪ねる以外にも、気になる景色を見かけたら途中下車してゆるりと旅をする形もオススメです。

駅舎は殆どが木造の素朴な建物で、中には待合室やカフェが併設されています。

気ままなローカル鉄道旅行は、個人的にオススメなプランの一つです。

 

VR本線

Järvenpää(ヤルヴェンパー)駅

 

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VR本線

KERAVA(ケラヴァ)駅

 

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ヘルシンキでは、毎週土曜日と日曜日に様々な場所で蚤の市(フリーマーケット)が開催されています。

特に夏場は土日に関わらず、平日でも広場で蚤の市や屋外マーケット(野菜や果物)が開催されています。

さすがに冬場は寒いし雪も降るので室内での開催が大半ですが、それでも晴れた日は屋外で蚤の市やマーケットが開かれています。

 

市民の生活の一部として慣れ親しんできたフリーマーケット。

家族連れも多く、フィンランド人の日常を垣間見ることができて楽しくもあります。

また、売る側も買う側も物を大切にしているんだなー。と初めて参加した時に考えた事を思い出したりします。

 

価値のあるデザインを大切に後の世代へ。

愛情を込めて作った手作りの品をまた大切にしてくれる人の手元へ

とても共感した事でもあります。

 

好みの当たり外れは勿論ありますが、それもまたタイミングです。

ヘルシンキにご旅行の際には是非気軽に参加をしてほしいイベントの一つです。

 

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フィンランドの格安バス会社ONNI BUS(オンニバス)。

 

つい最近まで、フィンランド国内の長距離移動をする場合、飛行機、VR(鉄道)、長距離バスを利用する事が一般的でした。

チケットも安いとか高いとかを考える必要もなく、設定された金額を当たり前だと認識していました。

しかし、そんな業界の中に、衝撃の新興バス会社が突如現れました。

 

その会社こそがONNI BUSなのです。

何が衝撃かと言いますと、物価の高いフィンランドで驚きの低価格を設定し、サービスを開始したのです。

ついにフィンランドの交通事情にも競争が始まったのかもしれません。

 

驚きの価格はなんと1eから。1eじゃトラムも乗れません。初めて話を聞いた時にはそれはもう夢が広がりました。
ただし、予約のタイミング、走行距離、出発時間、人気路線の有無によって価格は変わります。

 

1eは極端な話で、その価格で乗車をする事は難しいと思います。
ただ、通常価格(最高値)で購入したとしても、同じ移動区間の他社サービスと比べればかなり安いです。

(他社の半値ほどと言えます。)

 

ルートの方もタンペレ、トゥルク、ユヴァスキュラなどの都市は勿論の事、ヨエンスーやミッケリ、オウルの方まで網羅しています。

(今後更に路線を広げる予定との事です。)

今回の旅では、そんなオンニバスに乗車をして、TAMPERE(タンペレ)の街まで移動をしてみました。

 

感想は、、充分使えます。と言うか、コストパフォーマンスはとても高いと思います。

バスのシートは正直狭いですが、よほどの人気路線かハイシーズンでない限り満席にはなりません。

行きも帰りも隣は空席でしたので、快適に旅ができました。

 

また、トイレ付き、Wi-Fi完備、各席にコンセント付きと、旅人に嬉しい仕様となっていました。

フィンランドにてリーズナブルに旅をされたい方にはとてもオススメな移動方法だと思います。

(ゆったりのんびり快適な移動をされたい場合は、VRの特急の一等席をご利用頂くことをオススメします。)

 

ONNI BUS

http://www.onnibus.com/EN/index.htm

 

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TAMPERE(タンペレ)の街の散策の様子です。

 

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ヘルシンキのトラムの終電は路線によっては深夜3時前位まである事を本日発見しました。

さすがにこの時間はほぼ貸し切り状態ですが、需要があるから運行しているのだとは思われます。

フェリーなど、深夜到着の便などがあるのかもしれませんね。

 

それではまた報告をさせて頂きます。

 

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