2018年5月末日。
今回の買付けの旅では、スウェーデンに立ち寄りました。
ストックホルムは1日半だけの滞在となりましたが、噂通りとても綺麗な街でした。
またゆっくりと訪ねに来ないとならない街に認定です。
一度訪ねてみたかったSkogskyrkogården(森の墓地)を歩きに。
ストックホルム中央駅からグローナ線(グリーンライン / T18)に乗って南へ15分ほど下ります。
中央駅から9つめ、名称はそのままの Skogskyrkogården(スクーグスチルコゴーデン)駅で下車をします。
駅から続く菩提樹の並木のトンネルが続き、この時点で心が高ぶりました。
(2018年9月現在の情報です)
菩提樹の並木のトンネルを抜けると公園の入口が姿を現します。
夜間(20時頃)だった為か、人も疎らでした。
Erik Gunnar Asplund(エリック・グンナール・アスプルンド)が生涯をかけて築いた森の墓地。
一度自身の足で訪ねてみたかった場所の一つです。
とても静かで神聖な雰囲気を感じました。
神秘的な空間と優しい森の空間に抱かれ、本当に心地の良い場所でした。
こちらは瞑想の丘と呼ばれる高台です。
階段で登る事が出来、高台の上にはベンチもあります。
上のベンチでは若者が本を読んだり友達と静かに話をしていたりしており、市民の憩いの場でもあるようです。
こちらは七井戸の小道と呼ばれる通りです。
広大な森の中には約10万の墓地が点在しているそうです。
墓石はどれも背が低く、森の風景に違和感無く馴染んでいました。
添えられた花々も花瓶ではなく土に植えられており、森の墓地という名前と意味を心から理解出来た瞬間でした。